入選作品を披講 大磯で西行祭
大磯町で3月30日、第57回大磯西行祭が開催された。この日はあいにくの雨模様となり、日本三大俳諧道場として知られる鴫立庵の隣にある町保健センターで式典が行われた。
会場では、鍵和田子庵主らによる献茶や献奏などが行われ、雅な一弦琴の演奏も披露された。また、町が募集した献詠俳句と献詠短歌の優秀作品が披講された。各部門の第1位は以下の通り(敬称略)。
▽献詠俳句
【一般の部】
齋藤延子(伊勢原市)
「左義長太鼓海にねむりしものたちへ」
【小学生の部】
安井亮太(聖ステパノ学園小学校)
「秋の日がかがやかせるのは金閣寺」
【中学生の部】
星野真那(大磯中学校)
「塾終えて帰る夜道やだるま市」
▽献詠短歌
【一般の部】
丹羽美智子(鎌倉市)
「終電の行きし線路を照らし出す保線作業に聖夜更けゆく」
【小・中学生の部】
関野真希(国府小学校)
「秋の田の金の米のかり後は寒さにまけぬ命のすごさ」
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