大磯町 合併60周年事業スタート 町民からの企画提案に補助も
1954年に大磯町と国府町が合併し、今年の12月1日で60周年を迎える。これを記念して大磯町では今年度、様々な事業を行うほか、町民が企画・運営する記念事業案の募集も行っている。
写真で振り返る60年
日本で初の集団就職列車が走り、映画「ゴジラ」の第1作が上映された1954年から60年。大磯町も約2万2千人から約3万2千人と人口が増え、町内の様子は大きく変わった。
大磯町の記念事業では、この60年前の景観を振り返り、今の様子と比べるワークショップ「大磯町の移り変わりを探してみよう」を4月から9月にかけて開催する。
合併当時を映した風景写真から現在の景色を特定し、町内の変化を調査する。調査結果は写真集として刊行し、郷土資料館企画展で発表する。
ワークショップは期間中の第4土曜日(第5週がある場合は第5土曜)に行われ、時間は午前10時から。場所は郷土資料館研修室や町内で、定員は20人。生涯学習課で申し込みを受け付けており、初回は4月26日(土)に開催される。また、同課では家に眠っている60年前の大磯を映した写真も同時に募集している。
事業案を募集
合併60周年を町全体で盛り上げるため大磯町では、町民が企画・運営及び実施する記念事業のアイデアを募集している。
寄せられた事業のなかから、審査を通過した事業の経費について、1事業につき25万円を上限に4分の3を補助する。応募資格は大磯町内在住の個人または町内で活動している団体、申請までに設立する団体。
申込みには所定の申請書が必要で、町民課・政策課窓口や国府支所で募集要項とともに配布しているほか、町ホームページでも入手できる。締切りは5月9日(金)で、政策課窓口に申請書を提出する。郵送での申込みは期間内到着に限る。
これらに加え同町では、5月にスポーツイベントの「大磯ビーチフェスタ」、7月から8月には「コンピューターで未来の大磯を描いてみよう」、10月には公開シンポジウムや大磯オリジナル切手シートの販売、11月には1954年に刊行された本や同年生まれの作家の展示、映画で振り返る合併60周年、12月にはご当地ナンバーの発行と、一年を通して様々な企画を予定している。
記念事業について詳しくは町政策課【電話】0463・61・4100。
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