大磯町 追加接種に補助 小児肺炎球菌ワクチン
２０１３年11月から定期の小児用肺炎球菌感染症予防接種に使用するワクチンが７価ワクチンから13価ワクチンに変更となったことを受け、大磯町では今年度から、既に７価ワクチンを接種した子どもが追加で13価ワクチンを接種する場合の補助的追加接種において、費用の一部助成を実施している。
対象となるのは、ワクチンの接種日及び助成申請日において大磯町に住民登録のある６歳未満の子どもで、２０１３年10月31日までに７価ワクチンの接種が完了している人。期間は今年４月１日から来年３月31日（火）までで、助成は１人１回のみで５０００円。
費用は医療機関によって異なるが小児用肺炎球菌ワクチンは任意接種のため通常１万円以上かかる。医療機関で接種・支払い後、領収書の原本、母子健康手帳、接種記録のわかるものを持参し、町スポーツ健康課窓口で申請を行うことで助成を受けることができる。なお、２０１３年11月１日以降に小児用肺炎球菌の予防接種を受けた人は補助的追加接種の必要はない。
肺炎球菌は乳幼児の場合、肺炎のほかに中耳炎や菌血症などの病気になることがある。同町では、保護者の経済的負担を軽減するため助成を導入。県内で同様の助成を行っているのは相模原市のみだという。
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