大磯運動公園 多目的広場を芝生化 グリーンプロジェクトが始動
大磯運動公園の多目的広場が今年の秋に全面芝生化される。同公園の指定管理会社であるランナーズ・ウェルネスが中心となってグリーンプロジェクトを立ち上げ、6月27日(金)から芝生ポット苗の植え付けが始まる。
2011年から同公園を管理する同社では、「芝生のグラウンドという良い環境でスポーツを楽しみ、くつろいでもらいたい」との思いで当初から多目的広場の全面芝生化を検討していた。公園の管理を始めて3年。業務も軌道に乗り、ここで芝生化プロジェクトをスタートさせた。
芝生化にあたって着目したのは、日本サッカー協会(JFA)のポット苗方式芝生化モデル事業だった。同事業はJFAが芝生の苗を無償で提供するもので、すでに学校や幼稚園など全国で芝生化の実績がある。ポットの中で育てた芝を約50cm間隔で植え、水やりなど適正なメンテナンスを行えば2カ月ほどで隙間が埋まり、一面の芝生になる。同公園の多目的広場では16300平方メートルに65000株のポット苗を植え付ける予定だという。
芝生のグラウンドは、ヒートアイランド現象や埃の緩和が期待できるほか、転んでもケガをしにくく、適度な湿度があることで風邪の予防にもつながるなど多くのメリットがある。同社では「秋には一面グリーンの芝生になります」と話す。
なお、この芝生化事業により、多目的広場は9月末まで使用できなくなる。
ボランティア募集
同社では、芝生化を皆の手で行おうと、植え付けのボランティアを募集している。活動期間は6月27日から7月6日(日)の10日間で、作業時間は1日3時間程度。毎日約100人まで受け入れ可能で、大磯町外在住の人でも参加できる。
持ち物はガーデニング用シャベル、軍手、タオル、帽子、飲み物。希望者は前日までに事前申し込みが必要となる。詳しくは【電話】0463・61・8822同公園管理棟へ。
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3月29日