中村小児童 育てた苗で田植えを体験 中井町の水田で
中井町立中村小学校の3年生約30人が6月20日、中井町役場南側の水田で田植えを行った。
同校の3年生は毎年、総合学習の一環で、種蒔きから米を収穫するまでの一連の農作業を体験。この日の田植えも、5月に児童たちが種蒔きして育てた苗が用いられた。
作業に先立ち、児童の代表が「苗がとても早く生長するところを見てびっくりしました。今日はよろしくお願いします」と、元気にあいさつ。農業委員や町職員らが見守る中、20cm位まで生長した苗を5本ずつ手に取り、一列に並んで水田へ植えて行った。今後は苗の生育を観察しながら、草取りや稲刈り、脱穀など1年間かけて稲作を体験。収穫したもち米で、餅つきも行う予定という。
指導にあたった農業委員の一人は「今回の体験を通して、食べ物の大切さを感じ取ってくれれば」と、話していた。
|
|
|
|
|
|
3月29日