本堂に響く言葉の魅力 東光院で朗読会
大磯町の東光院で9月6日、親と子の朗読会が開催された。厳かな本堂に響き渡る迫真の朗読に、大人から子どもまで幅広い年代が日本語の持つ魅力を体感した。
この日は、約30人が参加した。座禅体験のあと、ゲストとして詩人の堀口すみれ子さんが講話。その後は関東学院大学の4年生らによる朗読が行われ、「きつねの太鼓」「十二支ものがたり」「じごくのそうべぇ」などが披露された。お茶会もあり、参加者とスタッフ全員で交流を深めていた。
お寺での朗読会は、鎌倉建長寺で2005年から毎週開催されており、発起人である伊藤玄二郎さんと星槎大学の協力で大磯町でも開催することになった。今後も東光院で毎週土曜日の午後2時から定期的に行われるという。東光院では「お子様にもわかるお話で、読み手の方の演技もうまく、大人の方も楽しめる良い会になりました。これからも続けていきたい」と話す。
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