(仮称)風致公園 名称を一般公募 9月下旬に見学会
二宮町は、平成27年4月の開園を予定している(仮称)二宮風致公園について名称を募集する。募集は9月16日(火)から10月24日(金)までで、広く公園内を知ってもらうための見学会を9月21日(日)と26日(金)に開催する。
同公園の場所は、生涯学習センターラディアンの裏(二宮町二宮1217の11)。かつて県の園芸試験場があった土地で、木々が生い茂り豊かな緑が広がっている。男坂・女坂といった園路は現在も散策などで利用可能で、花の広場や休息園地なども整備されている。だが、芝生広場や駐車場などはまだ開放されていない。
名称の募集について、選考の基準は【1】親しみやすく、呼びやすいこと【2】緑豊かな景色や、子どもたちが遊ぶ場面を連想させるものであること【3】すでに商標登録されていないことの3点。応募の方法は、名称・理由・氏名(ふりがな)・年齢・郵便番号と住所・電話番号を明記し、ハガキ等での郵送、FAX、メールのいずれかで応募する。
詳しい募集要項や選考についての概要は今後発表される予定で、担当の町都市整備課公園緑地班によると、選考方法については町民投票なども検討しているという。選考の結果は、町の広報などで発表される。
2日間の見学会
同公園を開放し、自由に見学できる見学会は、9月21日が午前9時から昼12時まで。26日は午後2時から5時まで開催される。
定員制限や申込み等はない。町営第1駐車場東隣の同公園駐車場入り口で受付が行われるので、入場希望者は時間内に直接訪問する。なお、見学会に参加する人は町営第1駐車場の利用が無料となる。
県の園芸試験場は平成7年に廃止され、神奈川県と県住宅供給公社、二宮町の3者が跡地活用に関する覚書を結んだ。町は跡地の一部を県から購入しラディアンを建設した。県公社も県から跡地を取得し、ケア付き高齢者住宅を建設する計画を立てた。しかし県公社の財務状況の悪化などで住宅建設は中止になり、町へ有償で貸与されてきた。
平成20年、町土地開発公社が約5万平方メートルの土地を20億円で県公社から購入し、平成23年にはその土地のうち約4万4千平方メートルを町が約18億円で購入。この土地が同公園として整備されてきた。
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