秋を演出する菊花展が、二宮町の川勾神社で11月20日まで開かれている。
二宮菊友会(原義勝会長)の会員13人が丹精込めて育てた3本立ての丸い厚物や花火のような細い花びらが特徴の管物、古典菊、スプレー菊、小菊盆栽など合わせて約120点を出品。中には、毎年二宮西中PTAが育てている大菊15鉢も展示されている。
今年の出来を原会長は「早く訪れた猛暑や日照不足、台風など気象条件が厳しかったにもかかわらず、困難を克服して見事に咲いてくれた」と満足の表情。16日には七五三の祈祷に訪れる子どもにくじ引きで菊の切り花をプレゼントする予定になっている。
4人グループで近隣から参拝にきた女性は「菊は育てるのが難しいと聞いているが本当にきれい。素敵なものを見ることができた」と笑顔を見せた。
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