福祉の啓発と関連団体の活動披露などを目的とした二宮町社会福祉大会が11月22日、生涯学習センターラディアンで開催された。障害者支援団体や人権団体、ボランティアグループ、教育機関などが一堂に会し、来場した町民と触れ合った。
入り口には町内小中学校の特殊学級を中心とした児童・生徒の作品を展示。色鮮やかで手の込んだ折り紙や粘土作品などに親子連れや子どもたちが見入っていた。社協登録ボランティア団体と平塚地域歯科衛生士の会「歯みんぐ」は福祉体験スタンプラリーを実施。参加者は普段あまり接することのない点字や音声訳、車イス、手話、要約筆記、口腔ケアを体験した。自身の年齢を伝える手話を教わった男児は、指導したボランティアに出来を褒められ満面の笑み。屋外テントで開かれた模擬店では多くの人がおしるこや豚汁に舌鼓を打つなど、主催者、来場者共に大会を楽しんだ。
ホールでは社会福祉関係功労者表彰および伝達表彰、二宮町ともしび運動推進委員会ポスター・標語入賞者表彰の式典が行われ、計20人3団体に賞状が手渡された。また、栄華亭金時さんによる手話落語「親子酒」「まんじゅうこわい」も好評を博した。
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