「”良い町に”の思い変わらず」
坂本町長・宮戸副町長退任式が11月28日、二宮町の町民センター大ホールで実施された。
坂本孝也氏は2006年の同町長選で、当時の現職との一騎打ちを制して初当選。2010年の町長選では無投票により2期目再選を果たしている。
11月16日に実施された今選挙で3期目再選を狙ったが、村田邦子現町長に1300票余りの差をつけられて敗戦した。
宮戸健次氏は坂本町長の就任後間もなく副町長職に就き、2期にわたって坂本町政を支えた。退任式で先にあいさつに立った宮戸氏は「行政経験がなかった私が副町長になった。サラリーマンも40年間務め、官と民の2つを経験させてもらった。これからも自信を持って歴史の重みを感じながら仕事に頑張ってもらいたい」と、集まった職員たちを励ました。
坂本氏は始めに今回の選挙戦を改めて振り返り、「負けるべくして負けた。非常に静かな選挙戦で、静かな時は現職が落選する時。結果についてはあまりショックでもない」と、淡々と語った。また、「まちづくりを進める中では首長が誰であろうが変わらない。町民のためという軸が狂っていなければまちづくりはできる。新しい町長を盛り上げていただきたい。私は1町民として皆さんのお手伝いをしたい。二宮町を良い町にしたいという思いは変わらない」と、退任のあいさつを締めくくった。
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