大磯プリンスホテルの総支配人に就任した 野田 幸嗣さん 大磯町在住 50歳
地元により愛される施設に
○…1964年に開業された大磯プリンスホテルの総支配人に10月1日付けで就任した。「海のそばに巨大なプールを作るという壮大な計画のもとで誕生した施設です。お客様に選んでいただき、実際にご利用された方に喜んでいただけるホテルでありたいです。第2のイノベーションを起こすためにスタッフ一同で夢を持ち、その夢を全員で共有していきたい」と、抱負を語る。86年の入社以来、ほとんどの年月は本社内で勤務したが、3年間ホテルのフロント業務の経験もある。「ホテルの運営については各部門の意向もくみながらまとめていきたいです。私の仕事の中心は最も大切なベースとなります”お客様の安心安全”の確保。このことに最大限の気を配ってまいります」。
○…1964年に静岡県三島市で生まれ、小学校低学年から高校卒業までを滋賀県で過ごす。「今でも話に熱が入ると、ついつい関西弁が出てしまう」と苦笑する。子どもの頃は大工のような物づくりをする仕事にあこがれ、ブロックの組み立てやプラモデルの制作に熱中。高校3年生を迎える直前に西武グループで勤務していた父親が死去し、その頃から「自分も父親と同じ職場で勤務することになるんだろうなと、なんとなく感じていた」という。そのため、ごく自然な成り行きでプリンスホテルに入社。縁あって大磯プリンスホテルの総支配人に就任し、「愛着と期待感を持って地元に受け入れられている施設なんだということを、改めて実感しています」と話す。
○…奥さんと中2の娘さんを都内に残して現在、大磯町内に単身赴任中。1人暮らしは寮生活以来だが、特に不便は感じていないとのこと。「明るく元気に働くスタッフと共に、より地元の皆さんに親しまれるホテル運営を目指したい。まずはプリンスホテルを代表する施設にしていきたいですね」と、今後の夢を語ってくれた。
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