町長選や衆議院総選挙など、秋以降に選挙が集中した大磯・二宮・中井町の2014年。雪や台風などの自然災害に悩まされた年でもあったが、本年最後の発行に当たり、改めてこの1年を振り返ってみることにする。
上半期
大磯・二宮・中井の3町で新成人607人(男283人・女324人)が晴れて大人の仲間入り。1月12〜13日には各町で成人式が実施された。
標高136mの展望台付近に約4万5千本の菜の花が咲き誇った二宮町の吾妻山。2月初旬まで各種催しが企画され、多くの観光客でにぎわった。
消費税8%が導入された4月。大磯町では1954年に旧大磯町と国府町が合併して以来60周年の節目を迎えるに当たり、様々な記念事業がスタート。当時の模様を記録した写真の展示会やワークショップ、オリジナル切手シートの販売、ご当地ナンバープレートの発行など、60周年記念の冠をつけた事業が年間を通して展開されていった。
また、4月5日には中井町の町立なかいこども園が開園・入園式を挙行。井ノ口幼稚園・井ノ口保育園・中村保育園の3園を統合した幼保連携型の認定こども園として開設された。
同町南部地区で建設が進められているメガソーラー(大規模太陽光発電施設)のソーラーパネル設置工事が始められた5月。約14ヘクタールの土地に出力10メガワットの発電施設が設置され、来年4月を目途に稼働する計画となっている。
下半期
7月6日には夏の訪れを告げる大磯海水浴場の海開きが行われた。今夏、開設130周年を迎え、記念事業として第1回ビーチアクアスロン競技なども実施された。
Jリーグ史上最速のJ1昇格を決めていた地元のサッカーチーム・湘南ベルマーレが、6試合を残してJ2リーグ初優勝を決めた10月11日。開幕から14連勝などで1度も他チームに首位の座を明け渡さず、圧倒的な強さを見せつけてリーグを制した。
11月9日には任期満了に伴う中井町長選挙が行われた。新人同士の一騎打ちとなった同選挙は、杉山祐一氏が相手候補に500票余りの差をつけて初当選。杉山氏は「4年間で100%の公約達成を目指す」と、決意を述べた。
その翌週の16日、二宮町でも任期満了に伴う町長選挙と町議会議員選挙を実施。町長選挙は現職に新人2人が挑む構図となったが、6655票を獲得した新人の村田邦子氏が現職を打ち破り、初当選を果たした。
1998年から4期続けて現職が新人に敗れていた大磯町の町長選挙。11月30日に行われた同選挙では現職の中崎久雄町長が新人候補の挑戦を退けて2期目再選を果たし、「オリンピック町政」と言われていた状況にピリオドを打った。
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