日本赤十字社が主催する「第9回いのちと献血俳句コンテスト」で二宮西中学校が中学校の部の団体賞を3年連続で受賞した。同校では1人10句ずつ詠み、全校で応募。作品数が多かったこと、優秀作品だったことが評価された。また、3年生の鶴木幹大さんの作品「電線にちょっぴり太った初雀」が中学生の部で個人入選した。
鶴木さんと生徒会役員らは12月22日に神奈川県赤十字血液センターの代表から賞状を受け取った。生徒たちは「全員で取り組んだもので、二宮西中の誇り。来年も続けたい」「俳句を考えることで献血の大切さをみんなに知ってもらいたい」「俳句を通じて季節感を味わうことができた」とコメント。国語主任の植原丸美教諭は「厳密にいうと俳句は3年生で学ぶ課目なので難しかったかもしれないが、全校生徒しっかりと取り組むことができた」と笑顔で話した。
生命の尊さや愛、友情、助け合いなどについて感じたことを俳句で表現する同コンテストには全国の小中学生と高校生、一般から約35万句が寄せられた。同校は2666句を提出し、神奈川県内の中学校で唯一団体賞を受けた。
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