災害救助犬2頭による訓練が1月22日、大磯警察署の中庭で行われた。
がれきの下敷きになった人達や行方不明者の捜索などにあたっている災害救助犬。同署で訓練を披露した災害救助犬はゴールデンレトリバーの「ノン号(3歳・メス)」とボーダーコリーの「ウルメ号(7歳・メス)」で、2頭はNPO法人救助犬訓練士協会のメンバーとして任務にあたっている。
当日、「ノン号」は人の左側に寄り添って歩くことや指示された物を持って来るなどの服従訓練を実施。また、災害現場を想定し、足場が不安定な障害物を渡ったり、トンネルをくぐるなどの訓練も披露した。
実際に東日本大震災や広島県の土砂災害の現場に赴き、救助活動に従事したという「ウルメ号」は倒壊家屋に見立てたセットを設置しての捜索訓練を実施。これは、生きている人の臭いを優れた嗅覚で探す訓練で、「ウルメ号」はセットの中に隠れていた同署員を見事に探し当て、訓練の模様を見守っていた加藤登志夫署長らから拍手喝さいを浴びていた。
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