大磯町の平成27年度一般会計予算案等の概要が2月10日に発表された。それによると、同年度一般会計の当初予算額は96億6000万円で、対前年度伸び率は2・0%増に。特別会計予算を含めた総額は195億8300万円となる。これらの予算案は、2月17日(火)開会の町議会定例会で審議されることになる。
歳入について
一般会計予算案の歳入については高齢化などの影響により、個人町民税が前年度と比較して7765万円減少すると予測されている。また、固定資産税も1012万円減に。町税全体では対前年度比マイナス1・2%となる48億3869万円を計上している。
一方、借金に当たる町債は、ごみ処理施設等解体事業債や臨時財政対策債等の増加で前年度より2億4550万円増える見込みだ。
歳出について
歳出については【1】健康づくりの推進【2】子育て支援と教育環境の整備【3】観光の推進【4】環境対策の推進【5】危機管理対策の推進に重点配分される。
【1】の具体的な事業としては、おあしす24健康おおいぞやアンチロコモ教室などの健康増進事業、運動公園テニスコート人工芝全面整備などを挙げている。【2】では保育と教育にかかる給付制度などの子ども・子育て支援新制度、幼稚園・小・中学校の教育支援員拡充など。【3】では継続事業となる郷土資料館リニューアル工事や旧吉田茂邸再建工事などを予定している。
さらに【4】の事業としては国府支所施設整備事業(太陽光発電設備等設置工事)や(仮称)リサイクルセンター整備事業(継続事業)、【5】では土砂災害ハザードマップ作成事業などに予算が配分されるという。
25件の新規事業
新規事業は25件。主な事業と予算は次の通り。
子ども・子育て新制度運営事業(2億4570万円)、世代交流センター改修事業(210万円)、国勢調査事業(1426万円)、なかまる公園トイレ改修事業(115万円)、運動公園長寿命化対策事業(3585万円)、国府支所太陽光発電設備等設置事業(1600万円)、大磯小学校グラウンド改修事業(4847万円)、国府小学校施設整備事業(360万円)、小学校給食施設改修事業(970万円)、橋りょう長寿命化修繕事業(5000万円)、道路ストック定期点検事業(3190万円)
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