大磯町ゴルフ協会の理事長に就任した 武井 優子さん 大磯町在住 65歳
「親睦のゴルフ」充実を
○…会員340人を有する大磯町ゴルフ協会。1月31日の総会で女性初の理事長に任命された。協会主催の大会運営や県ゴルフ協会・町体育協会ほか関係団体と折衝、会議出席などを中心となって行う。「本当に私でいいのか…。でも『あなたがなったなら協力する』と言ってくれた会員さんもいますので、任されたからにはしっかり務めたい」と話す。昨年秋の大会出場者は半数が65歳以上。「まずはケガのないように、親睦のゴルフを充実させたい」と抱負を語る。
○…世のゴルフブームに乗り、初めてクラブを握ったのは30年前。最初からスイングがぶれなく、200ヤードほどボールを飛ばすことができた。県アマチュアゴルフ選手権大会にエントリーするために約20年前、同協会に加入。秦野カントリークラブ会員でもあり、県アマや県研修会、関東倶楽部対抗戦など各種競技会に出場してきた。ベストスコア73、ハンディキャップ12。「最近はプレーより裏方の手伝いが多い。楽しめるくらいが良くなってきました」とほほ笑む。
○…山形県出身。実家が寺院のため広い境内を走り回る幼少期を過ごし、「兄弟みんな体を動かすことが大好き。スポーツマン一家だったと思う」という。結婚を機に神奈川県へ。大磯町は住んで37年になる。家事・子育てしながら夫の仕事を手伝い、合間にテニスやゴルフなどスポーツに打ち込んだ。最近フィットネススタジオで測定した体力年齢は45歳だったそうで「インストラクターさんに褒められました」と茶目っ気たっぷりに胸を張る。
○…「動と静どちらも体験したかった」と書道、茶道、着付けも長年たしなむ。最近はマージャンを始め「ルールが難しくて、頭の体操になる」と笑う。娘が習い事の際に預けていく二人の孫を「本当に可愛いの」という”おばあちゃん”だが、「衰えていくのはいやだから挑戦を続けたい」と凛と背筋を伸ばした。
|
|
|
|
|
|