大磯町高麗地区に江戸時代から伝わる珍しい伝統行事「高麗の山神輿」。町の指定民俗資料(無形民俗文化財)にも認定され、これまで高麗山神輿保存会や地元住民らによって継承と振興が図られてきたが、近年では山神輿を高麗山の上宮へ引き上げる際の親綱の引き手が不足しているという。
高来神社(大磯町高麗2の9の47)春の例大祭で行われているこの伝統行事。最大45度の急斜面を登る山上渡御で、騒がしさを避けるために神社の神霊を山頂の社に仮宿させたことに由来すると言われている。今年は4月17日(金)午後6時(5時30分に高来神社境内集合)から渡御を開始。一直線に山頂を目指す。
昨年は担い手不足を補うため、東海大学の学生たちに協力を呼びかけたが、大磯町では今年、広く一般からも「親綱の引き手」を募集している。当日の服装は動きやすく、汚れても良い格好で、山の急斜面を登るため履きなれた靴を着用のこと。はんてんは現地で貸し出され(終了後返却)、軍手や札・手ぬぐいは記念品として贈呈。
参加希望者は4月16日(木)までに町教育委員会生涯学習課(【電話】0463・61・4100)へ。
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