相模湾や富士山を望む景観が自慢の「湘南平展望レストラン」が4月23日、リニューアルオープンする。平塚市の選定委員会で選出された料理店「旬菜屋NoBu」(平塚市龍城ケ丘)=相原伸美代表=が運営し、地産地消メニューを提供する。
さがみ縦貫道路が今年3月に全線開通し、観光による経済振興への期待感が高まる中、平塚市は昨年10月、湘南平にある展望レストランの新たな運営者を公募。4団体から応募があったが、地元生産者と連携して農水産物を積極的に活用するなど、これまでの地産地消への取り組みが評価され、同店が運営者に選定された。
店名は「湘南平展望レストランFLAT」に改称。「ふらっと寄りたくなる」という店のコンセプトや平塚と湘南平の「平」の意味をかけたという。カフェレストランの形態にあわせ、フローリングや家具などの内装も一新する。
提供する料理は、湘南野菜や地魚、やまと豚などを使用した地産地消型のカフェ飯やドリンク。「湘南しらすピザ」「やまと豚バーガー」「湘南トマトジュース」など、地元に因んだ品目を予定している。
展望レストランは、高麗山公園レストハウス2階にある食堂スペース。新店舗の客席は46席で、写真や映像で平塚の魅力を紹介するコーナーやキッズスペースも設けられる。営業は午前11時から午後6時(冬季は5時)まで、毎週水曜と第3火曜定休。
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