大磯・二宮・中井版 掲載号:2015年4月30日号 エリアトップへ

5日に相模国府祭(こうのまち) 大磯で悠久の伝統神事

文化

掲載号:2015年4月30日号

  • LINE
  • hatena
祭りの見どころの一つの「座問答」
祭りの見どころの一つの「座問答」

 相模国の6つの大社が参集する相模国府祭が、5月5日(火・祝)に大磯町で行われる。1300年以上の歴史を有する全国的にも珍しい祭り。県の無形民俗文化財に指定されており、毎年大勢の見物人で賑わう。

 奈良・平安時代まで遡ると伝わる国府祭は、相模国の行政長にあたる国司が天下泰平と五穀豊穣を神に祈ったのが始まりといわれる。国府庁(現在の県庁)が置かれた大磯町国府本郷の神揃山の祭りと、小字高天原(たかまのはら)(別名・大矢場=現在の馬場公園)で行う国司祭の二つを指し、端午祭や天下祭とも呼ばれる。

 祭りでは寒川神社(寒川町)・川勾神社(二宮町)・比々多神社(伊勢原市)・前鳥神社と平塚八幡宮(平塚市)・六所神社(大磯町)の6社が集い、さまざまな神事を執り行う。

 相武(さがむ)の国と磯長(しなが)の国が合併して相模国が成立した際の論争を儀式化した「座問答」は見どころの一つ。相武の国の寒川神社と磯長の国の川勾神社が一之宮の座を争った様子を虎の皮を用いた神事で表現する。争いは比々多神社宮司の「いずれ明年まで」という仲裁の言葉で収まる。また、六所神社や平塚八幡宮、川勾神社の大神輿が会場を盛り上げ、舟形の舞台では古式ゆかしい「鷺の舞」が奉納される。

 神事の開始時刻と会場は次のとおり。▽総社御大祭/午前9時30分(六所神社)▽五社神揃山御成/午前10時30分(神揃山)▽五社祭典/午前11時(同)▽総社大神輿宮立祭典/午前11時50分(六所神社)▽座問答/正午(神揃山)▽鷺の舞奉納/午後1時30分(馬場公園)▽五社山下り/午後1時50分(神揃山)。

 会場へは大磯駅から湘南大磯住宅行きまたは二宮駅北口行きバスで東海大学大磯病院前バス停下車。会場周辺に駐車場はないので、来場は公共交通機関を利用するか徒歩で。

 問い合わせは大磯町観光協会【電話】0463・61・3300または六所神社【電話】0463・71・3737。

大磯・二宮・中井版のトップニュース最新6

実父からの書簡を初公開

吉田茂没後54年

実父からの書簡を初公開 文化

旧邸と郷土資料館で企画展

10月22日号

役場庁舎の浸水防ぐ

中井町

役場庁舎の浸水防ぐ 社会

防災力強化へ止水板設置

10月22日号

10年後の二宮町へ提言

10年後の二宮町へ提言 文化

町民・中学生ワークショップ

10月15日号

名産復活めざし初収穫

二宮町

名産復活めざし初収穫 社会

若手町民らが落花生栽培

10月15日号

一般会計決算を不認定

二宮町議会

一般会計決算を不認定 政治

東大跡地活用など問題視

10月8日号

木谷陽晴(ひばる)君が王者に

二宮中1年

木谷陽晴(ひばる)君が王者に スポーツ

キック アマ34kg級

10月8日号

意見広告・議会報告政治の村

  • 日本を前に進める

    特別対談

    日本を前に進める

    河野太郎 前ワクチン接種担当・規制改革相×牧島かれん デジタル相

    10月15日号

あっとほーむデスク

  • 4月1日0:00更新

  • 3月11日0:00更新

  • 3月4日0:00更新

大磯・二宮・中井版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

大磯・二宮・中井版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2021年10月22日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook