湘南ひらつか七夕まつり(7月3日〜5日)で主役となる七夕飾りの制作が、今年も平塚市内各地で進む。メーン会場の中心街では毎年、市民グループらの市民飾りが商店飾りと並んで掲出される。先週末には紅谷町まちかど広場で市内小学校や保育園の児童らが一足早く、22本の子ども飾りを掲出した。市民飾りの作り手は保育園児から高齢者まで幅広く、七夕まつりを盛り上げようと創意工夫している。
市立若草保育園は、0歳から5歳までの園児たちが、30年近く続く7月の恒例行事として飾り付けに取り組んでいる。8本の竹に廃材を使って、人気アニメにちなんだおばけの飾りで装飾。「絵を塗って作るのが楽しい」と季節の行事に男児は笑う。
市民飾りの制作指導をする団体「湘南七夕の会」の根岸理裕さんは、「子どもたちが飾り作りに参加していると家族が飾りを見に来るし、飾りの見方も変わってくる。また、飾りの季節が近づくともうすぐ七夕なのだなと風物詩的な役割も果たしてくれる」と市民飾りの効用を語る。
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