JR大磯駅そばに認定こども園「聖マリア園」が開設される。開園は2016年4月1日予定。社会福祉法人エリザベス・サンダース・ホームが設置、運営する。定員75人で、病後児保育も行う。
認定こども園は同法人が運営している児童養護施設に隣接して整備する。敷地面積約3万1693平方メートル。準耐火木造1階建て。延べ床面積567・90平方メートル。0歳児から5歳児までの各保育室、多目的に入卒園式や発表会などにも利用できる約90平方メートルの遊戯室、地域子育て支援室、厨房、相談室などを設ける。
園児定員75人病後児保育も
定員は、保育を必要とする0歳児から5歳児までの子ども44人と保育を必要としない3歳児以上の子ども31人の合計75人。病後児保育も行う。病気が治って回復期にあるが、元どおりの集団生活に戻るまでには安静を必要とするなど、配慮しなければならない病後児をみる。病後児は在園児以外の未就学児と小学校低学年までの子どもも受け入れるという。
保育と教育一体的に行う
7月7日には大磯町の中崎久雄町長も参列して新園舎の起工式が行われた。2016年2月末までの完成を目指す。11月に園児募集を開始、認可を経て来春4月に開園し、病後児保育も同時に始める予定となっている。
認定こども園は、保育園と幼稚園の機能をあわせ持つ施設。保護者が就労している、就労していないにかかわらず子どもを受け入れ、幼児教育と保育を一体的に行う。すべての子育て家庭を対象に育児の悩みや不安に関する相談に応じたり、親子が集う場を提供したりするなど、地域の子育て支援拠点としての役割も担う。認定基準は内閣総理大臣、文部科学大臣、厚生労働大臣が定める。
内閣府によると、4月1日現在、公立と私立を合わせた認定こども園は全国で2836園。聖マリア園は大磯町内では初の認定こども園となる。
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