大磯町の児童が中崎久雄町長らに質問をぶつける「平成27年度子ども議会」が8月22日、町役場本庁舎議場で開催された。子どもたちがまちづくりに参画する意欲を増進させることなどが目的となっているこの試み。当日は大磯・国府両小学校の5〜6年生17人が議員を務め、7つの議題について町長や町側からの回答を求めた。
3〜4人で構成される5つのグループに分かれた子ども議員たちは、グループ内で議長や質問者・意見提言者などそれぞれの役割を分担。町の農業や観光、安全なまちづくりなどをテーマに質問していった。
杉山蒼(そら)議員(大磯小6年)は「町民同士の積極的なあいさつについて」を議題に挙げ、町役場での取り組みについて町長からの回答を求めた。この質問に対し、中崎町長は「あいさつの重要性は分かっていても十分に徹底されていないのが現状。町の職員が率先して行い、その輪を広げていきたい」と答弁。岩井仰(あおぐ)議員(同)は「まずは自分たちから地域の人や出会った人にあいさつしたい」と意見提言した。
また、山口航平議員(国府小5年)が消防士と消防団員の違いや仕事内容などについて質問。簑島南琉(はる)議員(同)は「町の多くの人に知って欲しい。みんなの力で大磯町を安全なまちにしたい」と意見を述べた。
そのほか、議員を務めた児童は次の通り(敬称略)。 大磯小/神徳欧助・藤原翔大・池田光輝・豊川莉希・野部瑞貴・齊藤大河・芹澤拓実・土屋夏樹
国府小/石川莉緒・岩田桃李・新楽優光・杉崎琳香・二宮珠生
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