平塚市美術館では、2014年度に新たに収蔵された作品を展示する「新収蔵品展」を11月29日(日)まで開催している。
昨年度寄贈、寄託された55点の中から、他館に貸し出されている物などを除いた約40点が並ぶ。特に今回は2014年春の企画展が縁となり、現代社会や自己の内面との葛藤を描いた石田徹也氏の作品13点の寄託を受け、会場の一角に「石田徹也の世界」と題した特集コーナーを設けた。
会場には、戦後の日本画を牽引してきた松尾敏男氏や、注目の若手日本画家で和紙の断片をコラージュ風にして継ぎ足した巨大な画面が作風の三瀬夏之介氏の作品など、話題性の高い作品も並ぶ。また、洋画家の入江観氏や鍛金彫刻家の小田薫氏など、湘南ゆかりの作家の作品も多数展示されている。
問い合わせは同館【電話】0463・35・2111。開館時間は午前9時半〜午後5時(入場は午後4時半まで)、月曜休館(10月12日、11月23日は開館)。観覧料金は一般200円、高大生100円。
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