主将・永木のゴールで同点に追いつく
横浜Ｆマリノスとの神奈川ダービー。１万４千人以上が入ったＢＭＷスタジアムはベルマーレの黄緑、マリノスの青に二分された。
湘南はバイアに替わってＣＢに坪井が先発。前節より選手登録されたキリノもスタメンに名を連ねた。
試合は湘南が右サイドの古林からのクロスを中心に攻めるも決定機を作れず。54分にはマリノスの左サイドからの低いクロスからゴールを決められ失点する。追加点を奪おうと攻勢を強めるマリノスに、湘南は積極的にボールを奪う守備でしのぎ切る。
迎えた70分、湘南は相手ＧＫの正面付近でフリーキックを獲得。主将・永木の一撃は左上のポストに当たり、そのままゴール。今節のリーグベストゴールにもノミネートされた美しいゴールで、同点に追いついた。
両チームとも追加点を狙うが、試合は動かず１対１。マリノスから18年ぶりに勝ち点１を手に入れた。
次節引き分け以上でＪ１残留が決まるが、今の湘南がめざすのは、もう一つ上のレベル。残り５節の深化に期待がかかる。
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