神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

松田警察署の第104代署長に就任した 鎌田(かまだ) 耕造さん 神奈川県警視 52歳

公開:2015年10月9日

  • X
  • LINE
  • hatena

「人のためになる仕事を」

 ○…松田警察署の署長に就任して1カ月が経った。初めての署長としての職務に「日々新しいことの連続で、あっという間でした」と松田署での1カ月を振り返る。所管する1市5町の印象については「自然が豊かで住んでいる人たちがあたたかくコミュニティがしっかりしている」とし、「地域の住民の方からの松田署への期待も大きく、それに応える仕事をしなければいけない」と気を引き締める。

 ○…1963年、秋田県南部、岩城町(現由利本荘市)の農家に生まれ、高校卒業後は農業への道も考えたが、上京したいとこを追い、神奈川県で警察官採用試験を受けた。家族や親戚が反対するなか、唯一背中を押してくれたのが「世のため、人のためになる立派な仕事だ」という母の言葉だった。1983年に神奈川県警察瀬谷警察署地域課に配属。横浜や川崎、藤沢、相模原などで地域課、交通課、警備課、刑事課、警務課などを渡り歩き、今年8月まで県警本部公安第一課で課長代理を務めていた。

 ○…妻と2人の娘が暮らす県央地区の自宅を離れ、9月から官舎での生活が始まった。「苦手ではないけどあまり凝ったものもできなくて」と慣れない自炊に悪戦苦闘する毎日。前署長からの勧めで購入した自転車で酒匂川沿いなどを走ることが気分転換になるという。「自然が豊かで、すれ違いざまにあいさつをしてくれる人たちなど、秋田のふるさとに似た雰囲気があり嬉しくなる」と足柄地域には親しみを感じている。

 ○…署長として赴任した松田署は50年ぶりに建て替えられ、来春には新しい庁舎が完成する。「ここで若い自分が署長になったのもなにかの縁。建て替えに立ち会えるのも大きな経験。これからの松田署の土台作りに力を入れていきたい」。一緒に働く松田署の署員について「打てば響き、スピード感を持ってやってくれている。住民の期待に応えられるように努力を続けてほしい」と期待を寄せる。

大磯・二宮・中井版の人物風土記最新6

沖山 奈美さん

インドの手仕事を取り入れた服飾ブランド「maNika」責任者の

沖山 奈美さん

大磯町在住 45歳

4月19日

小澤 恵里さん

総合型地域スポーツクラブ「さとまちのみりょく」代表の

小澤 恵里さん

中井町在住 31歳

4月12日

永野 亮比己(あきひこ)さん(本名:永野亮彦)

バレエダンサーでミュージカル俳優の

永野 亮比己(あきひこ)さん(本名:永野亮彦)

平塚市出身 38歳

4月5日

大塚 正夫さん

昨年12月、瑞宝双光章を受章した、大磯小学校、国府小学校元校長の

大塚 正夫さん

小田原市南鴨宮在住 88歳

3月29日

重原 聡さん

湘南デンタルケアークリニックを運営する医療法人社団悠星の理事長を務める

重原 聡さん

二宮町在勤 63歳

3月22日

大関 陽子さん

2023年中に特殊詐欺を8件阻止したローソン・スリーエフ大磯国府店オーナーの

大関 陽子さん

平塚市在住 42歳

3月15日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

大磯・二宮・中井版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook