二宮町は、町制施行80周年記念イベントを生涯学習センターラディアンで11月3日に開催した。参加者128人による大合唱や神輿パレードなどがあり、子どもから大人まで大勢の町民らが集い、節目を祝った。
ラディアンホールでの式典では、この日のために結成された町制80周年祝典合唱団がオープニングを飾った。公募で参加した小学生から90歳代までのメンバーが、『大地讃頌』と『ふるさと』の歌声を響かせた。
村田邦子町長は「大きな変革の時代を迎え、これからも住み続けたい町となるよう、二宮町の魅力をさらに発信していきたい」とあいさつした。来賓として出席した河野太郎国務大臣と池田東一郎県議会議員が祝辞を述べた。
二宮中学校と二宮西中学校の吹奏楽演奏、町全体での見守り活動推進を目指して安全・安心フォーラムも行われた。講演とパネルディスカッションがあり、「見守り旬間」制定を宣言した。
また、鼓笛隊とダンスのステージ発表や手作りゲーム、体験コーナー、模擬店などの子ども会まつりを同時開催。親子連れや友人グループで盛況を見せた。
町内の小学生が書いたメッセージカードを風船1000個に付けて一斉に飛ばすイベントも実施された。カードには「吾妻山の菜の花はとてもきれいです。二宮町に遊びに来てください」「二宮町の人口が増えますように」などと言葉が添えられた。青空に吸い込まれていく色とりどりの風船に子どもたちが手を振った。会場周辺では5基の神輿が練り歩き、町を活気づけた。
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