部活動や委員会などで頑張る仲間への思いやりや励ましのメッセージを140字以内で書く、第4回私のアイアイメッセージコンテスト(毎日新聞社主催)で町立二宮西中学校(鈴木透校長)が学校賞を受賞した。受賞は3年連続。
同コンテストは全国の小学5・6年生と中学生を対象に実施。42都道府県から1万1668編の作品が寄せられた。中学校の応募は107校あり、14校が学校賞に選ばれた。
同校では全校生徒が1学期の終わりに国語の授業でメッセージ作文に取り組んだ。一人で9編書いた生徒もいたという。3年生の橘川龍治さんは陸上部の部長に、リーダーシップを発揮して部員をまとめたことへの感謝を綴った。「ボールを持ち帰って練習するほど毎日頑張っていた。努力が実ることを教えてもらった」という松崎千春さんは、バスケットボール部の仲間をたたえる言葉を寄せた。
生徒会長の西山翔大さんは「『ありがとう』の気持ちを伝えることで友達との親密感や関係が深まる。3年連続で学校賞を受賞できたことは西中の誇りです」と笑顔を見せる。国語科主任の杉渕美香教諭によると、部活の後輩や塾・習い事のライバルを認め合うメッセージ、教師への感謝を表したメッセージもあったという。
日頃から仲間の良いところに目を向け、心に響いた行動などを投書する「ありがとうボックス」を校内に設置。「優気(ゆうき)・本気・活気・根気・耀気(かがやき)」を合言葉に、学校生活で5つの気を育むことを目指している。鈴木校長は「今回のコンテストでも本校の目標が生徒たちに実践されている」と話す。
大磯・二宮・中井版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|