大磯町は始業前の小学生を対象に、朝の子どもの居場所づくりモデル事業を2016年1月から実施する。大磯小学校と国府小学校の学童保育施設などを利用。午前7時15分から8時15分まで地域のボランティアが児童を見守り、自主学習や他学年との交流活動、外遊び、運動などを行う。
実施期間は1月12日から3月25日まで。町立小学校に在学中の児童が対象となる。利用料は無料で、登録保険料1人300円。朝7時30分までに保護者が学童保育施設へ子どもを送り届ける。朝食などの提供はない。登録申請を12月15日まで受付。ボランティアの研修も実施する予定だ。
共働きやひとり親などの世帯では、保護者が先に出かけて、早朝に子どもが一人きりで家にいることへの心配がある。
同事業は、子どもの安全・安心な居場所づくりを進める県が大磯町を実施主体に選定、全国初の取り組みとして始まる。県補助金約33万円を活用。県と町はニーズ量の把握や事業効果の検証を行い、今後の子育て支援策に役立てるという。
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