大磯町は3学期からの中学校給食(スクールランチ)実施を前にした12月14日、町内中学校2校(大磯・国府)で生徒対象の試食会を行った。生徒たちはこの日、配膳から片付けまでの一連の流れも体験。各教室では担任教諭も同席し、主に県内産の食材で調理されたランチに舌鼓を打っていた。
この日のメニューは、ごはん・牛肉といんげんのしぐれ煮風・カボチャのいとこ煮(小豆で甘く煮たもの)・白菜とツナの煮浸し・牛乳で、事前に行われた保護者対象の試食会で出された献立と同じものを提供。アレルギーに対応するための代替食も用意された。
スクールランチの開始日は来年1月12日(火)を予定。生徒1人当たりの食材費負担額は月4900円となる。 同町では中学校給食の導入に向け、6月町議会で1486万4千円の補正予算を採択。生徒デザインによる「いそべぇ」のイラスト入りランチボックスなどの備品購入費や各学校の改修工事費などに充て、導入に備えてきた。また、小中学校の保護者や管理栄養士などの専門家で構成される選定委員会を立ち上げ、調理を委託する事業者も選定。審査を経て、相模原市に調理場を構えるエンゼルフーズ(株)(本社/東京都北区)との間で契約を結んだ。
今後は、町内の現小学6年生の保護者を対象にした説明会・試食会も実施予定。食物アレルギーに関する調査も行うという。
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