大磯町の魅力を世界へ伝えようと、英語でコマーシャルを作るワークショップが同町内で12月16日に開かれた。地域住民らが出演して見どころをアピールする寸劇を撮影。動画共有サービスのYouTubeで発信する。
多世代による交流活動やコミュニティビジネスなどの地域再生事業を担う団体colorful(カラフル)の協力メンバーで、同町在住の川森理央さんがCM制作を呼びかけた。活動拠点施設の「いろいろおおいそ」に親子連れと小学生、大人の参加者12人が集合。
川森さんが書いた台本を元に、「大磯の何が好き」という質問に対する英語の台詞を一人ひとりに割り振り、練習した。リハーサルを重ね本番へ。驚きの表情とポーズも交え、最後に全員で「Oiso,we like it so!」(この大磯が大好き)と声を揃える寸劇を演じた。
「16年前に移り住んだその日から大磯ファン」と自認する川森さんは大学時代、英語劇サークルに所属。地元の魅力を海外にも知ってもらうには英語で宣伝するのがよいと、CM作りを企画した。ワークショップ形式にすることで幅広い世代の交流を図り、演技する楽しさを体験し、自己表現を磨く機会を設けた。
撮影に使ったのはスマートフォン。動画は長さ1分半程度に編集し、1月中にYouTubeに上げる予定だ。「大磯の魅力だけではなく、大磯の優しい人々とその笑顔を伝えたい」と川森さんは話す。
大磯漁港を舞台にしたシラスと先祖を大切にする人たちの様子を紹介する2本のCM「大磯のしらす」「大磯の家庭」もあり、YouTubeで公開している。
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