中井町の厳島湿生公園で5月28日、手作りの竹灯篭約4千本を灯すイベント「竹灯篭の夕べ」が行われた。町内外から家族連れやアマチュアカメラマンら約3500人が訪れ、幽玄な光の演出を楽しんだ=写真。
点灯式には近隣市町の首長などが参加。あいさつした杉山祐一町長は「11回目を迎え、みなさんの協力のおかけで町の観光イベントとして成り立つようになった。これからも厳島湿生公園の自然を守り、後世につなげていきたい」と述べた。
町章や富士山、ハート、仙台七夕の笹飾り、蒸気機関車などをかたどった竹灯篭のオブジェも設置された。透かし彫りを施した竹灯篭からこぼれる光に町内の小学生は「とてもきれい」と話し、友達と見入った。園内では町民団体の演奏による大正琴の音色が響き、ホタルの観察や熊本地震の義援金集めも実施された。
竹灯篭は山北町と静岡県小山町へ譲り、両町のイベントで活用されるという。
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