大磯町は、病気やけがの回復期にある子どもを預かる病後児保育事業を6月1日から開始した。大磯駅前の認定こども園あおばと内に設けた専用の保育室で1日3人まで受け入れ、看護師と保育士が付き添う。
病後児保育は、病気やけがが治ってきたが、普段どおりの集団生活を送るには配慮を必要とする子どもを、仕事や病気などで子どもを看られない保護者に代わって保育する。町は2015年度から取り組んでいる子ども・子育て支援新制度の一環として病後児保育を導入。社会福祉法人エリザベス・サンダース・ホームが運営する認定こども園あおばとに委託した。
園内に設けた病後児保育室「もりのうさぎ」は面積19・45平方メートル。ベッドを備えてあり、本調子でない子どもが安静にして過ごすことができる。給湯室と児童用トイレも併設されている。
対象となるのは、保護者が大磯町内に在住・在勤・在学している、生後6カ月から就学前までの子ども。開所時間は祝日と年末年始を除く平日の午前7時30分から午後6時30分まで。1回に最長7日間まで預けられる。利用料は1日2千円。生活保護世帯と非課税世帯は免除される。給食・おやつ代は別途負担。
利用するには登録手続きが必要。同園には保護者からの登録申し込みがすでにあり、「子どもの熱が下がったけれど、もう少し様子を見なければならない時などに利用できます」と話す。
事前登録や利用に関する問い合わせは、認定こども園あおばと【電話】0463・74・5918。
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