海水浴客が増える夏休みを控えた9日、大磯町の北浜海岸と港で消防署水難救助隊と救急隊、監視所のライフセーバーが合同救助訓練を実施した。
人が沖に流され、助けに向かった別の人が溺れているのを監視員が発見したと想定。監視所から119番へ通報、ライフセーバーたちが要救護者1人を浜に引き上げて心肺蘇生の応急処置を行い、救急隊員へ引き継ぐまでの行動を確認した。海上では今年度導入された水上バイクを活用し、水難救助隊がもう1人を救い出す訓練を行った。
「訓練での課題をまとめ、今後の活動に生かしたい」と監視所総責任者の福島圭介さん。三木茂男消防署長は「初期段階の行動がその後の要救護者の状態や回復に大きく関わる。ライフセーバーとの連携は重要だ」と話した。
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