デジタル放送サービス「ｉ-ｄｉｏ（アイディオ）」秦野局が７月から運用を開始し、湘南・西部地域での放送がスタートした。
（株）エフエム東京が中心となって設立したＢＩＣ（株）の子会社・（株）ＶＩＰが、総務省関東総合通信局から秦野局の本免許交付を受けて運用を開始したもの。秦野市にアンテナが置かれたことにより、関東甲信越地域では東京周辺に続いて大磯町や二宮町、中井町を含む西湘エリア一帯でも受信できるようになった。
現在は音楽に特化した「ＴＳ ＯＮＥ」やドライバー専門放送「Ａｍａｎｅｋチャンネル」など５つのチャンネルを配信。放送は無料で、受信にはＳＩＭフリースマートフォン「ｉ-ｄｉｏ Ｐｈｏｎｅ」や「ｉ-ｄｉｏ Ｗｉ-Ｆｉチューナー」が必要。放送波での受信が難しい地域に向け、インターネット受信モードも提供しており、既存のスマホに「ｉ-ｄｉｏアプリ」をダウンロードすれば、放送を聞くことができる。パケット通信料は別途。
ｉ-ｄｉｏは高音質な放送やリアルタイム動画をはじめ、防災情報などのエリアを指定した配信ができるのが特徴。地上アナログテレビ放送終了後に空いた周波数帯を利用しており、同社は映像・音響など全てのデジタルデータが送信可能な「第３の放送」と位置付けている。
詳細はホームページ（http://www.i-dio.jp）で確認できる。
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