大磯町姉妹都市協会から米国ウィスコンシン州ラシン市に派遣された高校生の渡航報告会が、町保健センターで3日に開かれた。
山田柚菜さん(平塚江南高校2年)と反町澄さん(高浜高校2年)は、7月21日から8月4日までの2週間、同市でホームステイを体験。ラシン市長への表敬訪問や高校見学、野球観戦などを行った。報告会では写真を見せながら、ホストファミリーとの交流や異文化体験について語った。
昼食で歓迎のサプライズをしてもらったという山田さんは「気持ちを行動に表すのは、アメリカ人の良いところ」と述べた。英語で話を聞いたり、質問に答えたりすることはできたが、自分から話すのは難しかったことを反省点に挙げ、「もっと勉強して英語力を磨きたい。この経験を生かして頑張ります」と話した。
手造りの日本庭園に鯉が泳ぐ、親日家の家庭に滞在した反町さんは「『和』の文字を入れた鳥居や置物などが沢山あり、その意味についてホストファミリーに説明しました」。ハグ(抱擁)する習慣を素敵だと感じ、「力の加減で相手の気持ちが伝わってくる。見送りの時、長いハグをしてもらい、言葉にできないほど嬉しかった」と振り返った。
2人は日本から持参した巫女の装束をまとい、100人以上の観客の前で舞を発表したことも報告。現地の日刊紙が大きな写真付きで報じた記事を紹介した。
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