平塚柔道協会に所属する大磯小学校5年の真田康志郎君(11)が、「第13回全国小学生学年別柔道大会」の5年生男子45kg超級で準優勝した。
真田君は全国指折りの強豪48人に名を連ね、階級日本一の座をかけて競い合った。「個人戦としての全国大会は初めてで、すごく緊張した」というが、試合中はかたい様子を見せることなく初戦を寝技、2回戦は合わせ技で一本を取るなど順当に勝ち進んだ。
決勝戦では、優勝候補と目された熊本県代表の東家龍樹君と対戦した。体重60kgの真田君に対して相手は110kgと圧倒的な体格差があるなか、「とにかく大きい選手だったので、足技で崩していこうと思った」と、得意技の大内刈りで攻勢。しかし崩し切れず判定にもつれこみ、1対2で惜敗した。
「準優勝で『頑張ったね』と言われるより、優勝して『良かったね』と言われたかった」と、頂点に届かず悔しさを滲ませる真田君。憧れの選手はリオ五輪金メダリストのベイカー茉秋選手(東海大)と銅メダルの羽賀龍之介選手(旭化成)といい、「来年の大会では絶対に優勝したい」と、小学生日本一をステップに、日の丸を背負う日を夢見て稽古に励む。
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