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「母親目線」で非行予防 大磯地区更生保護女性会

社会

公開:2016年10月14日

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 非行や犯罪からの社会復帰を目指す人を支援している大磯地区更生保護女性会が、10月21日(金)に講演会「犯罪予防〜薬物依存の実態と回復への道のり〜」を行う。二宮町の生涯学習センターラディアンで午前10時〜11時30分。入場無料で定員500人。

 薬物依存症者のリハビリ施設「川崎ダルク」施設長の岡崎重人さんを講師に迎え、再犯率の高い薬物事犯について理解を深めながら、安全な地域社会の実現について考える。川崎ダルク入所者による琉球太鼓の演舞も披露される。

 更生保護女性会は17万人以上の会員を有する全国的な民間組織。罪を犯した人などの立ち直りを「母親目線」で支えようと、更生保護施設や保護司と連携しながら活動している。

 大磯地区では、大磯・二宮町に住む約110人の会員が所属。地区内の児童養護施設や児童自立支援施設でのふれあいや、小田原少年院の院生支援、法務省が主唱する「社会を明るくする運動」の一環で学校を訪問する啓発運動などを担っている。

 会員の多くは、民生委員や保護司としても地域と関わりを持っているという。大磯地区の会長を務める石川榮子さん(76)も、教員を退職後に保護司と並行して更生保護女性会を続ける一人だ。「更生保護は、結果がすぐに表れるものではありません。地道にコツコツと活動しながら、関係機関や団体の潤滑油のような存在として安全、安心な地域の構築を目指したい」と話す。

 今回の講演会は、更生保護における犯罪予防活動を推進する目的で開催するといい「参加した方に、会の活動を知ってもらうきっかけにもなれば」と石川さんは参加を呼びかけている。

 問い合わせは石川会長【電話】0463・61・0849。

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