大磯・二宮・中井版 掲載号:2016年10月21日号 エリアトップへ

第二の故郷 二宮で情熱の舞 西山さん フラメンコライブ

文化

掲載号:2016年10月21日号

  • LINE
  • hatena
フラメンコを踊る西山さん=本人提供
フラメンコを踊る西山さん=本人提供

 スペインのセビリアでフラメンコダンサーとして活動する西山めぐみヴィオーラさん(24)=人物風土記で紹介=が、10月29日(土)に二宮町の町民センターでライブを行う。イタリア人の父と、母恵子(えみこ)さんが住むローマで育っためぐみさんにとって、恵子さんの出身地である二宮は毎年のように訪れる第二の故郷。めぐみさんは、「日本の親戚もたくさん来てくれる。フラメンコを見たことがない人も、踊りの持つ情熱を感じて」と、凱旋の舞台を心待ちにしている。

シューズ踏み鳴らし「これだ」

 「体を使って表現することが好きだった」というめぐみさんは、幼少期から新体操を習い、9歳でローマ歌劇場所属のバレエ学校に合格してクラシックバレエを始めた。

 フラメンコと出会ったのは、毎年の恒例行事として恵子さんの実家がある二宮を訪れた12歳のとき。日本におけるフラメンコの第一人者、小松原庸子さん主宰のワークショップが町内で開かれることを知った恵子さんのすすめで、レッスンに参加した。

 「フラメンコがどういうものなのか分からなかったけれど、初めて踊ってみたらすごく自分に合っていると思った。ステップして音を出すことが気に入って『これだ』と感じたんです」。恵子さんも「クラシックバレエを続けると思っていたから『お母さん、私フラメンコがやりたい』といわれたときは驚きました。自分の感情を素直に出せるフラメンコの自由さに憧れたのでしょう」と、娘の挑戦を後押しした。

 ほどなくしてローマのフラメンコスクールに通い始めためぐみさんは、高校生のときに出場したイタリア国内の著名なコンクールで賞を獲得。スペインのセビリアで1カ月間のレッスンを受ける機会に恵まれた。短期間ながら本場スペインで得た経験が、フラメンコの世界で生きる覚悟につながった。

10代で単身セビリアへ

 高校卒業後、19歳で両親が住むローマを離れて単身セビリアに移住。学校でのレッスンに加え、所属する舞踊団やライブ会場、ストリートを舞台に踊りの腕を磨く日々だ。「フラメンコは喜びや悲しみ、怒りなど、自分の感情や思いを表現できるのが面白い。振付師が考えた踊りも、踊る人によって全然違うものになるんです」とめぐみさん。歌やギターが織りなす音楽と一体となり、しなやかに体をくねらせて踊る情熱的な姿で、観客の喝采を浴びることがやりがいという。

 めぐみさんはスペインでの活動と並行し、ヨーロッパをはじめ日本各地での公演も精力的に行っている。

 二宮でのライブは、10月に東京や新潟を回った公演の合間を縫って初めて開催。めぐみさんがセビリアの学校で出会ったフラメンコギタリストの徳永健太郎さん・康次郎さん兄弟によるギター伴奏と、「カンテ」と呼ばれる歌い手の小松美保さんを従え、フラメンコとの出会いの地である二宮に情熱の舞を届ける。めぐみさんは「ライブがとても楽しみ。お客さんにも一緒に盛り上がってほしい」と話している。

 開場午後2時、開演2時30分。チケット2千円で全席自由。問い合わせは萬壽屋【電話】0463・71・0475。

ライブの告知チラシ
ライブの告知チラシ

大磯・二宮・中井版のトップニュース最新6

2会場で合同実施

中井町など足柄上5町

2会場で合同実施 社会

ワクチン集団接種

3月5日号

木谷陽晴(ひばる)君が準優勝

二宮小6年

木谷陽晴(ひばる)君が準優勝 スポーツ

キック 全日本王座決定戦

3月5日号

大磯産米100% 贅沢な一本

大磯産米100% 贅沢な一本 経済

「はるみ」使用の焼酎が誕生

2月26日号

防災などに重点

中井町当初予算案

防災などに重点 政治

一般会計40億円台 コロナ対策も

2月26日号

野菜市で生産者支援

コロナ禍

野菜市で生産者支援 経済

廃棄防ぎ地場産を再評価

2月19日号

新年度当初予算案を発表

大磯町二宮町

新年度当初予算案を発表 政治

3月定例会で審議

2月19日号

あっとほーむデスク

  • 4月1日0:00更新

  • 3月11日0:00更新

  • 3月4日0:00更新

大磯・二宮・中井版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

大磯・二宮・中井版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2021年3月5日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク