土木事業者7社でつくる二宮建設協力会は、法務局真裏のラディアン花の丘公園内に仮設土のう置き場を建てた。災害時の備えにしてもらおうと二宮町へ設置を提案。会員各社で余っていた材料などを利用し、公園の敷地一部を町が用意した。
台風や集中豪雨などによる浸水を防ぐために、町は町民の要請に応じて役場と消防署、協力会加盟社で準備する土のうを配送している。近年は異常気象の影響か利用希望者が多く、依頼が集中すると土のうを届けるのに時間がかかる状況も生じているという。
「仮設土のう置き場に自家用車で取りに来てもらうことで、高齢者や車のない人へ配送時間の短縮を図っていける」と同協会の高宮松蔵会長。「取り急ぎ240袋を作って保管した。今後も地域貢献活動の一環として定期的に土のうを補充していきたい」と話す。
町内では年間約500〜1千袋の土のうを使用。仮設置き場にある土のうも町役場へ事前に連絡してから受け取る仕組み。屋根の下へ車をバックで入れ、荷台やトランクに積み込めるようになっている。
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