二宮町一色に残る明治の建物「旧ふるさとの家」が4月から「古民家ふるさとの家」に改称し、利用貸出を始める方針となった。地域活性化の拠点として活用を図るための改修工事が進み、14日と15日に見学会があった。
改修工事では和室や縁側、トイレなどの改修が完了。今年度までに進入道の舗装と畳替え、看板の設置などを行う。
見学会は、一色小学校区地域再生協議会の古民家活用部会が「雛の吊るし飾り展」に合わせて開催したもので、21日(土)と22日(日)にも実施する。建物の管理運営を担当する予定の同部会と二宮町は、利用方法や使用料金について検討を進め、3月19日(日)午前11時からは同所で説明会を開く。
旧ふるさとの家は約130年前の明治20年ごろに建てられた農家の母屋で、建物面積は138平方メートル。4つの座敷が田の字型に配置された、この地域では典型的な建物だという。1993年に土地と家屋が町へ寄贈され、生涯学習や町民の交流の場として親しまれてきた。
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