1月26日の文化財防火デーにちなみ、二宮町の等覚院で27日に消防訓練が行われた。町消防本部と寺の関係者、近隣住民など約50人が参加。火災発見から鎮火までの各自の行動や指揮系統を確認した。
訓練は寺の玄関付近から出火したことを想定。住職が火災に気付き、家族が119番通報した。隣近所の住民が消火器で初期消火を試みたが、火は燃え広がり、駆け付けた消防隊員が境内に指揮本部を設置。本堂の屋根に向けて放水した。
強風の中での訓練を終えて小熊朗消防長は「若い職員にとって有意義な経験になった」と話し、平賀義章住職は「くれぐれも火の元に注意しなければ」と防火への心構えを新たにした。
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