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小学校でのいじめ、離婚、うつ病… 「悩む人の居場所を作りたい」 フラワーサークルひまわり・寺井代表
平塚駅北口にある花のアレンジメント教室「フラワーサークルひまわり」の代表・寺井美紀さんは「色々な出来事で悩む人の居場所を作りたい」と教室を無料で開放することにした。教室への取材で寺井さんは自身の過去を語った。
寺井さんは小学生の時、病弱で引っ込み思案な性格を級友にからかわれ、机を隠されるなどの悪質ないじめを経験した。やがて引きこもりとなり「学校に行きたくない」と進学ではなく就職を選択。アルバイトを転々とする日々を過ごし、十代で結婚へ。子宝に恵まれるも夫婦間のトラブルが絶えず離婚、1日千円の食費でしのぐ日々を送った。
空いた時間教室を開放
「精神的に参ってしまい、うつ病になった」という寺井さんだが、2年前に始めた教室が転機となった。「毎日たくさんの生徒さんやスタッフが教室に来ます。自分の居場所ができたと感じ、それが心の癒しになっています」と笑顔で語る。 「色々な経験をしたからこそ、同じつらさで苦しんでいる人がいれば『何かできることはないか』と考えてしまう」という寺井さん。今月からレッスンの合間など、フリーの時間帯に教室を開放することを決め、寺井さん自身が話し相手や相談相手になるという。
寺井さんは「一人で子育てに励むママさん、学校に足が遠のいている学生さん、心の病と戦っている方…、お気軽に教室へ来てください」と呼びかけている。
■フラワーサークルひまわり
平塚市明石町8の2
【電話】070・5074・0391
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こどもタウンニュースけんせい4月18日 |
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