特別養護老人ホームの平塚富士白苑で1日、大磯高校の生徒が職場体験を行った。母親が祖父の介護を行っていたり、祖母が介護老人保健施設に入所したりしている環境から、介護に興味を持ったという3人が参加した。
生徒は、利用者一人一人の性格や癖などを理解するためのコミュニケーション能力を養うのに有効として、同苑の介護職員が行っている「他己紹介」に挑戦。生徒同士が職場体験先として介護施設を選んだ理由や趣味、性格などを聞き取り、まとめた内容を発表しあった。
後半は、アイマスクを付けた状態での車椅子乗車を体験。滝口侑里さん(1年)は「安全バーのないジェットコースターに乗っているみたい」と話していた。
指導にあたった介護福祉士の田中徹さんは「介護は究極のサービス業。生活の違いなどに配慮し、その人に合った介護の仕方を考えることが大切です」とアドバイスした。
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