秦野市カルチャーパークから県立相模湖公園までの7区間、51・5Kmでたすきをつなぐ、第71回市町村対抗「かながわ駅伝」競走大会が12日に開催された。
町村の部では、3連覇のかかった二宮町が愛川町に14秒差で敗れ2位。全体順位は昨年から1つ上げて14位、総合時間は2時間49分21秒で前回を21秒上回った。総合優勝は横浜市(2時間38分28秒)で2連覇を達成。2位は相模原市(2時間40分31秒)、3位は川崎市(2時間41分40秒)だった。
二宮町は、これまでのチーム編成で最も若い平均年齢16・5歳というフレッシュな布陣で3連覇を目指した。2区の小坂太我さん(日本大)は大磯町の松村翔太郎さん(仙台育英高)と接戦を繰り広げながら、弟の友我さん(藤沢翔陵高)が待つ3区に15位でリレー。友我さんは区間5位の好走で順位を3つ上げ、最長区間となる6区の田中健介さん(サンベルクス)も11位まで浮上、最終の7区につないだ。
町村の部で二宮町との上位争いが期待された大磯町は、今年の箱根駅伝で9区を駆けた大川一成さん(神奈川大)が6区で区間1位を獲得するなど見せ場を作り、2時間54分4秒で町村5位、全体22位だった。中井町は3時間12分42秒で終えた。
二宮町の記録は以下の通り。タイムの後のカッコは区間順位。敬称略。▽1区/辻原颯(二宮中)10分3秒(20)▽2区/小坂太我(日本大)29分41秒(11)▽3区/小坂友我(藤沢翔陵高)26分23秒(5)▽4区/井上奈美(二宮中)10分16秒(23)▽5区/飯田統貴(相洋高)24分3秒(13)▽6区/田中健介(サンベルクス)34分49秒(14)▽7区/沢藤光(湘南高)34分6秒(22)
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