大磯警察署の新庁舎が完成し、13日から業務を開始した。
新庁舎は鉄筋コンクリート造の地上4階建てで、延べ床面積は旧庁舎の約2・5倍にあたる約3109平方メートル。屋上に50キロワットの太陽光発電設備を設置し、署内で使用する電力の一部を賄う。
大正ロマンをコンセプトにしたという外観は、コンクリートの壁にあしらった木目調のデザインが特徴。地域課や交通課、警察相談室などがある1階の壁には、大磯町の花であるハマヒルガオをモチーフにした白いタイルを貼った。
築45年が経過した旧庁舎は老朽化と狭あい化が目立っていたことから、約15億円の事業費をかけて2015年12月から建て替え工事を進めていた。今後は旧庁舎を取り壊し、跡地に来庁者と警察車両の駐車場を整備する。今年10月に全ての工事を終え、落成式を行うという。
磯野正彦署長は「署員一丸となって大磯町と二宮町の治安維持に努め、新庁舎に見合う仕事をしていきたい」と話した。
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