講師の話を聞く参加者
二宮町の生涯学習センターラディアンで人権教育研修会が18日に行われ、町民や福祉関係者など約30人が災害時の障害者支援について学んだ。
ＮＰＯ法人いわき自立生活センター元職員で、車椅子で生活している小野和佳さんが講師を務めた。
小野さんは東日本大震災で被災。全国の自立生活センターにメールで助けを求め、福島県内の障害者の一次・二次避難や新たな居住場所の確保に携わった経験から、障害のある人も含めた自助や共助、さまざまな場面を想定した避難訓練の必要性などを語った。
平常時から一人一人の立場や人権を尊重することが大事であると伝え、「法律だけでなく心のバリアフリーが必要」と訴えた。
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