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薄田社長の良心リフォーム塾〈第2回〉 塗装工事の比較ポイント
(有)リョウシンリフォームの薄田大輔社長によるリフォーム塾。今回は外壁塗装をテーマに語ってもらう。
――塗装工事で知っておきたいことはありますか。
「塗料は、実に幅広い種類が存在します。まず、一液系塗料と二液系塗料がありますが、二液系は塗料を固める硬化剤を混ぜて使うタイプで、一液系よりも耐久性が高まります。
また塗装用語で耳にするウレタンやシリコンというのは、被膜を形成する樹脂の種類を指し、ウレタン塗料、シリコン塗料、フッ素塗料の順に強度は増します。さらに塗料を薄める液で、水性塗料と溶剤(油性)塗料とに分かれますが、油性の方が強力です。他にもセラミック成分がある方が無いよりも高耐久です。
当社は、二液系のシリコンまたはフッ素樹脂で溶剤、セラミック入り塗料をお勧めしていますが、塗料の質で耐久年数も価格も変わります。見積は価格だけの比較ではなく、どんな塗料が使われているかを確認しておくと良いでしょう」
――他の注意点は?
「外壁材に対して適切な下地塗料や下地処理が当てられているか、丁寧な仕事のできる職人さんが固定されているかも重要です」
――塗装はどんなタイミングで行うべきでしょう。
「新築から7〜10年が目安です。塗装は見た目よりも劣化を防ぐことに意味があり、隙間から浸水して外壁が変形するなどのないよう、少し早いと思うくらいのタイミングをお勧めします。きちんと塗装をすればその後、15年以上は放っておいてよいと思います」
※次回は5月18日号、テーマは「キッチン」を予定
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こどもタウンニュースけんせい4月18日 |
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