日本空手協会相州二宮支部の久島大典君(15)、原柊介君(14)、池田友哉君(14)が、8月の「文部科学大臣杯小学生・中学生全国空手道選手権大会」団体組手に出場する。3人は二宮中学校の同級生で、10年以上同支部で空手に打ち込む旧知の間柄。抜群のチームワークを武器に全国ベスト8入りを目指す。
全国大会の選考を兼ねた4月2日の神奈川県空手道選手権大会で優勝し、上位2団体に与えられる県代表の権利を得た。原君は団体組手の他に、個人の形と組手でも出場を決めた。
空手歴は共に10年以上。原君の誘いで久島君と池田君も入門を決め、時に励まし合い、時にライバルとして切磋琢磨してきた仲だ。他の道場では同級生でチームを組むことは珍しいといい、原君は「チームワークも僕らの持ち味です」と胸を張る。
過去にも全国の舞台を経験した3人だが、思うような結果を残すことはできなかった。先鋒の久島君は「(自分の勝敗次第で)波を引き寄せられるかどうかが決まるのでプレッシャーはあるけれど、後ろに2人が控えてくれているのが心強い」と、3人で掴んだチャンスに雪辱を期す。大将の池田君は「どっしりと構えてカウンターを狙う、自分らしい空手ができたら」と意気込む。
県予選の1回戦では、優勝候補と目された道場を破るなど勢いに乗る3人。原君は「自分たちにもここまでの実力があるんだと、自信が形になった。全国は実力者揃いですが、3人でベスト8を目指したい」と力強く宣言した。
大磯・二宮・中井版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|