二宮町教育研究所が主催する「にのみや子どもはぐくみ塾」が、生涯学習センターラディアンで4月20日にあり、教員と保護者、町民などが参加した。今年度第1回目は学校安全教育研究所教授で事務局長の矢崎良明さんを講師に招き、子どもの安全について学んだ。
矢崎さんは3月に起きた千葉県我孫子市の女児殺害事件などをとり上げ、見守り活動の強化や防犯カメラの増設には限界があると指摘。「自分の子は保護者が守るという原点に返り、子ども自身が危険を回避できるよう安全教育を徹底することが重要」と訴えた。
大阪府の池田小学校事件にも触れ、「不審者が校内に入ってきたらどう対処するかではない。不審者を侵入させない危機管理が先」と事件の教訓を説明。公立小学校長時代に実践した取り組みなどを紹介した。
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