町役場庁舎1階ロビーに設置された記念撮影ブース
中井町は結婚情報雑誌「ゼクシィ」と連携し、「里都（さと）まち♡なかい」の魅力を伝えるイラストをあしらったオリジナル婚姻届を作成した。お祝いスタンプの押印サービスも始め、役場庁舎に記念撮影ブースを設けた。
婚姻届は「里都まち」をイメージしたデザイン。記入欄の周囲を彩るイラストは、町の花ききょうや特産品のみかん、ダイヤモンド富士と厳島湿生公園、中井中央公園のローラー滑り台などをモチーフにした。正式な婚姻届として全国どこの市町村でも提出できるという。
手元に残しておけるよう、記念用婚姻届も併せて作成。提出したカップルに、町のキャラクター「なかまる」を組み合わせたハート型のお祝いスタンプを押す特典を用意している。
特別な日を迎えた２人を町ぐるみで祝福しようと、記念撮影ブースも庁舎１階ロビーに設置した。町職員がバックパネルや「Ｊｕｓｔ Ｍａｒｒｉｅｄ」などと文字を入れたメッセージボードを作製したほか、「幸運」や「永遠の愛」といった花言葉にちなんだ鉢植えを飾った。「シャッターを押しますので、近くにいる職員に気軽に声を掛けてください」と企画課の担当者は話す。
同町オリジナル婚姻届は「まちキュンご当地婚姻届」のサイトから無料ダウンロードして入手する。提出にはＡ３サイズで印刷するか、プリントしたものをＡ３サイズに拡大コピーする必要がある。
若い世代の結婚の希望を支援する取り組みやシティプロモーションの一環としてオリジナル婚姻届を作成する自治体は増えており、県内では平塚市と藤沢市で導入している。
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